SCSKの「QINeS-BSW」が「日産設計標準」適合確認

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2024年05月27日(火)

SCSK株式会社


SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長:當麻 隆昭、以下 SCSK)は、AUTOSAR準拠の車載ベーシックソフトウェア(BSW)「QINeS-BSW(クインズ ビーエスダブリュー)」が、日産自動車株式会社(以下 日産自動車)の設計標準に適合したBSW として活用できる事が確認されたことをお知らせします。




1.背景・課題


近年、車載ソフトウェアの開発効率化、品質向上を目的に、車載ソフトウェアの標準規格である AUTOSAR に準拠したソフトウェア製品の適用が進んでいます。SCSKは、2015 年 10 月より自動車および部品メーカーを中心に、AUTOSAR に準拠する QINeS-BSW を提供しております。

日産自動車においても、これまで BSW を活用していましたが、このたび、QINeS-BSW が日産設計標準に適合した BSW として活用できる事が確認されました。

サプライヤが日産自動車向け ECU 製品に QINeS-BSW を活用した場合には、開発期間短縮、開発効率化を実現することが可能となります。

また、SCSKは、QINeS-BSW をはじめとする QINeS サービスを提供することにより、サプライヤの ECU ソフトウェア開発を支援します。





2.SCSKモビリティサービス「QINeS」が提供する製品およびサービス


QINeS-BSW によるソフトウェアプラットフォームの標準化に加え、QINeS-ES を主体としたモデルベースシステムズエンジニアリング、モデルベース開発およびプロセス改善サービスなどによって、ソフトウェア開発の複雑化への対応、再利用性の向上、コード開発の自動化などを推進し、ソフトウェア開発工数の最適化を目指します。

今後は、次世代電動駆動ユニットの開発に拡大・適用させ、内製化推進を支援していきます。





■SCSKモビリティサービス「QINeS」 ブランド体系図

SCSKモビリティサービス「QINeS」 ブランド体系図